「近畿よいよい会夏の陣」 は林田君が昨年初めて紹介してくれた上七軒歌舞練場
におけるガーデンパーティで開催されました。
今年はよいよい会仲間の奥方も参加ということになり、この会は恒例化しそうです。
今宵の会の報告は森脇君担当です。
紹介者の林田君と右隣は柴田君
どこの民放の取材でしょうか。私たちのテーブルも撮影。
福岡の妹尾君は昨年も参加。 近畿よいよい会の集まりにはよく駆けつけてくれ、
言わば、近畿よいよい会福岡支部員の感じです。
芸妓さんを挟んで森脇君と手打ち庵さん。
妹尾君の右隣は入江君
舞妓さんと、ご満悦な島田君
舞子のさと華さんと。
右から池田君、井上夫人、近畿よいよい会初参加の坂巻君、炭谷君。
舞妓さんとツーショットするのは炭谷夫人。 こちらの舞妓さんは芸名を聞きそびれました。(森脇談)
この舞妓さんはさと華さん、17歳。
以下は森脇さんの「さと華さん報告記」
彼女は、宝塚歌劇の大ファンだそうで、彼女とその話で大いに盛り上がりました。
少ない休日をやり繰りして宝塚大劇場に行くそうです。舞妓は半年から2年ほど
の仕込み期間を経てお座敷に上がり、その昔気質のつらい修行に耐え切れず
辞めてしまう場合が多いらしく(ウイキ記述)、音楽学校での2年間の厳しい研修
があるタカラジェンヌと共通するものがあり、さと華さんはそんな点もとてもタカラ
ジェンヌに親愛感を感じるそうです。
タカラジェンヌの同期生における鉄の団結力の話しをすると、「私たち舞妓もそうど
す。あちらの舞妓はん(はなママとツーショットの)も一緒の部屋で起居して苦労を
共にしてきた同期なので姉妹同様の結びつきがあります」と答えます。
「おにいさん(舞妓は男性客のことをこのように呼ぶようです)と宝塚のお話ができ
て嬉しかったどす」と彼女は私に言ってくれました。 ちなみに舞妓、芸妓が使う
言葉は京ことばとは言わず、祇園ことばというらしいです。舞妓が語尾に頻繁に
つける「どす」「どすぇ」は新米の舞妓がお国なまりを隠すために使ったのが始まり
だそうです。
上七軒歌舞練場でのビアパーティと聞いたとき、普段は京都の有名な料亭で金持ちたちを
相手にする舞妓、芸妓たちがたかだか6、7千円くらいの費用で集まる客にそんな丁寧な
応対があろう筈がないと思っていた私ですが、昨年も今年も彼女たちは飲み物や料理の
追加も無理強いすることをせずに精一杯の愛嬌を振りまいてくれました。その接客マナーの
素晴らしさはさすが京文化を代表するプロフェッショナルの集団(仲居さんも男性従業員も
含め)だと思ったものです。
動画は下記のURLをクリックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=9tKBeiYWxxE
http://www.youtube.com/watch?v=8e9yBlrEM_o
http://www.youtube.com/watch?v=s3Afn3FnQls
※動画をクリックして開けない時はURLの文字列の上でマウスを「右クリック」⇒
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舞妓、芸妓のことを知るには下記の本が面白く、彼女たちの気質をよく知ることができます。
著者の峰子さんは色んな意味で凄い女性です!
その誇りの高さ、そしてそれに命を賭ける姿はまさに細川ガラシャや静御前の気迫を彷彿とさ
せるものがあります。