その1
「よいよい会卒業45周年大同窓会」
「春だ!これでいいのだ!」の陽気に誘われて、京の都に集った健児・健女
そして協賛参加して頂いた奥様方の総勢は79名、
まことに華やかな同期会の始まりです。パチッ!パチッ!パチッ!
最初のプログラムは4月2日(土)の、ハートンホテル京都(烏丸御池)の 記念パーティー。
クラスごとに丸いテーブルに座りますが、年恰好から言っ て雰囲気は結婚披露宴の「新郎親戚・
恩師御席」そのものです。 我々でも中身はともあれ、歳相応に貫禄だけはつくようで、
時間というものは本当にありがたいものでございます。
今回は東北大震災直後の開催のため、最初はその犠牲者の方々の ご冥福をお祈りしての黙祷。
そのあとは渡邉章さんと新井真理子さんの司会による賑やかなパーティーがスタート、大和尚の
号令のもと物故者慰霊、世話人挨拶(本人は端折って話したと言っていましたが、そうかなあ・・・) 、
乾杯と続き、宴も佳境に入ってきます。
その後は一番楽しい歓談、 久し振りの 顔を見つけては昔話に花が咲き、最近の腰の痛みを
互いに慰めあうという、いつものパターンに場面は進みます。 翌日は醍醐寺の花見ということで、
少し早めに宴はお開きになりましたが、
「宴会の後はラーメン以外に考えられない!」という人生哲学を40年守り続 けているご仁もあり、京の夜を
さらにエンジョイしに行ったグループもあったようで、京都の夜はなかなか更けません。
そして翌朝、約束の時間は8:30バス出発、となっていましたが、幹事役 のK女史が現れません。
” 呼べど 叫べど あなたは来ない 来ないはずだよ 白河夜船
ほんに あなたは 大物ね ”
なんでも朝一度起きたそうですが、まだ時間が早いとついうとうとしてしまったそうで、誰にでもある「しまった!」の
典型です。しかし素早く身支度して醍醐寺で合流したスピードは流石です。
高校時代、数だけでは圧倒していた我々男性陣ですが、齢還暦を過ぎると、 度胸・おおらかさで女性陣に
はるかに及ばないことを改めて実感いたしました。
時間というものは本当にありがたいものでございます・・・
醍醐寺の圧巻はやっぱり枝垂れ桜、まさに満開の艶やかな姿を堪能でき
「来てよかった!」を何度も反芻して感謝・感謝です。
鳥せい本店(おいしかった・・・)の昼食後は寺田屋見学、十石舟、酒蔵見学とスケジュールも滞りなく進み
楽しい修学旅行もいよいよ解散の時刻が 近づいてきました。
京都駅で再開を約束し、それぞれ次の目的地へと向かうため手を振って別れたわけですが、
不思議な事になんだかすぐにまた会えるような気がして、淋しさをまったく感じなかったのは小生だけでしょうか。
それだけこのよいよい会の仲間との距離が近づいてきたのでしょう。
翌日(月曜日)はオプションとして、女性陣を中心とした上品グループは 「大徳寺参詣」、
「男は勝負してなんぼや!」グループは大津で芝刈り会を楽しみました。
このコンペのスターは、福岡から参加した杉さん、その圧倒的な飛距離は まさに瞠目する価値ありで、
後半はピンにピタリと寄せる2連続OKバーディーで、文句無くベスグロの栄誉を獲得、まさに脱帽です。
一番感心したのは桑原さん、前日の夜まで仕事がありながら「参加すると約束したけん」と、このコンペのために
深夜高速バスで東京から駆けつけてくれました。 なかなか出来ることではありません。
男気を感じました。
今回の準備のために奔走してもらった近畿よいよい会の皆さん、そして協力してプランを作ってもらった
福岡よいよい会の皆さん、ほんとうにありがとうございました。
人生そろそろ第4コーナーに差し掛かる頃ですが、これからも元気良くゴールまで駆け抜ける気合と思い出を
作る事ができた気がします。ありがとうございました。
次回も大声で談笑できるようそれまでお互い健康に留意して、品良く生きていきましょう。
では又・・・
by 渡辺耕士